【Arduino】Arduino Due を使ってみた。
Arduinoには多くの種類がありますが、その中でも最も使用されているのは、「Arduino UNO」だと思います。
ですが、この記事では少しマイナーな Arduino Due の使用までの流れを書いてみました。
最後にはLED点滅までやってみます。
Aarduino Due は、こんなボードです。
Arduino UNO よりも、すこし大きめのサイズです。
1.準備
1. 必要なもの:
この3つをそろえてください。
パソコンにArduino IDEを入れる方法は、検索するとたくさん出てくると思うので、割愛します。
Arduino UNOはUSB type-C でパソコンつないでいましたが、Arduino Due は、マイクロUSBでパソコンと接続します。Androidのスマホの充電器のケーブルと同じ形です。
2.プログラムを書く
以下のコードをArduino IDEでコンパイルしてください。
コンパイルするとき、ボードをArduino Dueに設定してください。
設定方法は、「ツール」→「ボード」→「Arduino Due(Programming Port)」をクリックすれば完了です。
Arduino Due もArduino UNO と同じように、13ピンにLEDが最初から接続されています。
このLED、Arduinoが正常に動作するかをテストするのにとても便利です!
この記事でも、そのLEDを1秒ごとに点滅するプログラムを実行します。
const int LED = 13; //LED pin void setup() { pinMode(LED, OUTPUT); //set LED pin as output pin } void loop() { digitalWrite(LED, HIGH); delay(1000); digitalWrite(LED, LOW); delay(1000); }
3.書き込む
プログラムを書き込むときに、一つだけ注意点があります。それは、
「Arduino Dueは、ふたつUSBポートがあり、それぞれ役割が違う!」ということです。
リセットスイッチに遠いほうが、プログラムを書き込むのに使うUSBポートです。
リセットスイッチに近いUSBポートは、SAM3X(MCU)に直接続されています。プログラムを書いたり、パソコンとシリアル通信をするとき*1は、リセットスイッチに遠い、「Programming Port Serial」を使ってください。
後は、特にArduino UNO と変更はありません。
4.動作確認
Arduino Due ボード上の「L」と書かれた隣にあるチップLEDが一秒ごとに点滅していれば、成功です!
もし、エラーが出たり、動作しなかった場合は、もう一度上記の手順を確かめてみてください。