【Design Spark Mechanical】NO.1 使い方編
無料の3DCADとして、Design Spark Mechanical(以降、頭文字をとってDSMと略します)というソフトウェアがあります。
今回は、このソフトウェアの使い方の基礎の基礎の基礎の基s.....を紹介します。
失礼しました。午前3時にこの記事を書いており、深夜テンションの為たまによく文章がおかしくなっています。
気を取り直して、この記事ではDesign Spark Mechanicalの基礎について紹介します!
このソフトを入れてないという方は、こちらのサイトをもとにインストールを!
shizenkarasuzon.hatenablog.com
この記事の目標
こんな直方体を作成します。
ファイルの作成・保存
まず、DSMを起動します。すると、このような画面が現れます。
では、作業開始です。
まず、「新規デザイン」を作成します。今から、ここで作成するデザインファイルの中で物体を作成・編集することになります。
「ファイル」→「新規作成」→「デザイン」をクリックします。
すると、このような画面に変化します。
これが作業画面です。このウィンドウ上に3D図形を書いていきます。
そして、作業が終わったら「ファイル」→「名前を付けて保存」をクリックして、適切な場所にデータを保存します。
保存したファイルの拡張子は「.rsdoc」です。
作業の進めかた
今から3D物体をバンバン作成していくのですが、それには一定の手順があります。
なので、最初だけはこのページに沿って物体を作ってください。
その手順とは、以下の通り。
- 2Dスケッチ
- プルして厚みを持たせる
- 面取りなど
この手順、あたりまえだけど、個人的には結構重要な気がします。
では、「STEP1 2Dスケッチ」から行います。
STEP1. 2Dスケッチ
この工程では、作りたい3Dオブジェクトの断面図を2Dで書きます。
「3DCADなのになんで2Dなんやねん?」ってなるかもしれませんが、そこは焦らずにやりましょう。
今回は直方体を製作するので、長方形を描きます。
下の写真のように「デザイン」タブの四角形のアイコンをクリックします。
そして、そのままマウスを中央の網目状の部分に持っていき、ドラッグさせると...
このように、四角形を書くことができます。
STEP2. プルして厚みを持たせる
STEP2では、「プル」という処理を行い、STEP1で作成した2D図形を3Dにします!
ここが3DCADの最も楽しい作業です。
今回は、STEP1で作成した長方形を直方体にします。
下の写真のように「デザイン」タブの「プル」をクリックします。
その状態で、先ほど作成した直方形の面上にマウスを置くと、長方形の色が黄色に変化します。
そして、面の色が黄色の状態の時に、マウスを左クリックし、そのまま上にドラッグします。
すると、このように長方形が直方体に変化します!!
正確には、長方形が通った軌跡(領域)を物体として生成しています。
このようにして、直方体を作成することができました。
STEP3. 面取りなど
最後に、もし必要ならば「面取り」作業を行うことができます。
面取りとは、角部を削り角面や丸面などの形状に加工する工法である
(Wikipediaより)
面取りを行うには、まず「デザイン」タブの「プル」をクリックします。
そして、製作した直方体の辺上にマウスを置きます。
すると、↑の写真のように辺の色が黄色に変化します。
この状態で、マウスを左クリックして、物体中心方向(上の写真の場合は左下)にドラッグしてみてください。
このように、面取りができ、辺に丸みがでたと思います。
この面取り作業を上部の4つの辺に行うと、このようになります。
完成です!!
上書き保存をお忘れなく。
まとめ
DSMでは、
- 2Dスケッチを描く
- 「プル」で2Dスケッチを3Dの物体に
- 面取りをして物体を美しく(?)
の3STEPで3Dの物体を作成できます。
物体の形状が複雑になればそれらの作業は複雑化しますが、やっていることはどれも同じです。
お疲れさまでした。