とある科学の備忘録

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CやPythonのプログラミング、Arduino等を使った電子工作をメインに書いています。また、木製CNCやドローンの自作製作記も更新中です。たまに機械学習とかもやってます。

【AviUtl】AviUtlでGIFアニメーションでエンコードする方法

ブログに動画を載せたいと思い、GIFアニメーションをAviUtlで出力できないかな?と調べたら案の定プラグインがあったので、その使い方について書きます。

AviUtlを使ってGIFアニメーションを作成する方法です。

1.プラグインのダウンロード

以下のサイトからプラグインをインストールします。
OneDrive

上のサイトに飛ぶと、「DGE2.zip」という圧縮ファイルがあるので、そちらをダウンロード&解凍します。


※「DGE2.zip」ではなく「AGifExportPack.7z」をダウンロードするように書いてあるサイトもありましたが、Lhaplusを使った解凍中にエラーが出たため、「DGE2.zip」を利用させていただきました。


2.プラグインのインストール

解凍が完了すると、下の写真のように5つのファイルができていると思います。
f:id:pythonjacascript:20181215234515j:plain:h150

そのうち、readme.txtを除く3つのファイルをAviUtlのフォルダにコピーします。


3.エンコードの設定

新規プロジェクトを作成し、何かしらの動画の書き出しを行ってみます。

エンコードを行う際、「ファイル」→「プラグイン出力」→「Direct Animated GIF export 2」を選択します。もし、「Direct Animated GIF export 2」が表示されない場合は、AviUtlをいったん閉じて、もう一度↑のSTEP2を行って下さい。

f:id:pythonjacascript:20181215234924j:plain:h350


「Direct Animated GIF export 2」を選択すると、次のような画面が現れるので、「ビデオ圧縮」ボタンをクリックします。
f:id:pythonjacascript:20181215235254j:plain:h350


すると、下のような画面が現れます。ここで、ビデオ圧縮の設定を行います。
f:id:pythonjacascript:20181215235313j:plain:h350


その前に、初回エンコード時は「Gifscale's path」と書かれた部分に、STEP2でコピーした「gifsicle_x64.exe」の絶対パスを打ち込んでください。相対パスだとうまく動きません!

私の環境の場合、「C:\Program Files\aviutl100\gifsicle_x64.exe」と入力すれば正常動作しました。


フレームレートの設定

良くいじる部分は「3. Target Framerate:」の部分です。ここでフレームレート(FPS)を設定します。
上の写真では「5/1」となっているので、一秒間に5フレームです。


その他にも「Color Limit」や「Dither Level」、「Speed」など多くの設定項目がありますが、とくに変更は不要です。


そして、すべての設定が終わったら、「OK」ボタンを押します。


4.出力先フォルダの設定

すると、また下の画面に戻るので、ここで動画の出力先フォルダの設定を行います。
f:id:pythonjacascript:20181215235254j:plain:h350


拡張子は「.gif」です。

そして、「保存(s)」ボタンを押すと、エンコードが始まります。

サンプル

以上の方法を使って製作したGIFアニメーションのサンプルです。
f:id:pythonjacascript:20181216000328g:plain

参考文献

aviutl.info