とある科学の備忘録

とある科学の備忘録

CやPythonのプログラミング、Arduino等を使った電子工作をメインに書いています。また、木製CNCやドローンの自作製作記も更新中です。たまに機械学習とかもやってます。

【化学】有機・物質の主な性質一覧

メタン

・無色無臭の気体
・水に溶けにくい
天然ガスから作る(工業的製法)
・酢酸Naの無水物とNaOHを加熱して生成(実験室的製法)

エタン

・無色の気体
天然ガスや石油から得る

ペンタン

・液体
天然ガスや石油から得る

ジクロロメタン

・液体・有機溶媒や洗浄剤として使用

マレイン酸・フマル酸

・この2つは幾何学異性体(シス・トランス異性体
マレイン酸を加熱 →無水マレイン酸

エステル

エステル化 →力ルボン酸とアルコールの脱水反応
・水に溶けにくい.
・分子量の小さいエステルは芳香をもつ液体で、香料や溶媒として月」いられる.(果物の芳香:酢酸エチルなど)"

セッケン

・油脂をNaOH水溶液でけん化すると得られる(脂肪酸ナトリウム塩)
炭化水素基部分は疎水性、力ルポキシ基の部分は親水性である。"

グリセリン

・油脂を加水分解すると得られる
・無色の液体
・合成樹脂の原料、ニトログリセリンの製造

エーテル

・分子間力が小さいので、分子量が同程度のアルコールより沸点は低い
・水に溶けにくく有機化合物を良く溶かす

ジエチルエーテル

・揮発性の液体。引火性。麻酔作用
・沸点25℃"

アルデヒド

・第一級アルコールの酸化で得られる
・参加してカルボンさんになりやすい
・還元性あり

ホルムアルデヒド

・もっとも簡単な構造のアルデヒド
メタノールの蒸気に酸化銅を近づけると、メタノールの酸化で発生
・水に溶けやすい無色
・刺激臭あり、有毒
・37%程度含む水溶液をホルマリンという
・合成樹脂の製造、消毒剤、防腐剤

アセトアルデヒド

・塩化バナジウム(Ⅱ)と塩化銅(Ⅱ)の水溶液を触媒にして、エチレンの酸化で生成
・酢酸の原料、

ケトン

・第二級アルコールの酸化で得られる
・還元性なし
アルデヒドと構造異性体

アセトン

・芳香をもつ液体
・水にも有機化合物にも溶ける
・2-プロパノールの酸化で得る(工業的製法)
・クメン法の副生成物

ギ酸

・還元性あり
・無色の刺激臭を持つ液体

酢酸

・無色の刺激臭を持つ液体
・室温が下がると凝固⇒氷酢酸
・食酢に4~5%含まれる

無水酢酸・刺激臭を持つ油状の液体

・水に溶けにくい
・酸性なし
・水と反応して酢酸に戻る

メタノール

・無色の有毒な液体
・燃料用アルコール、着火剤
一酸化炭素と水素を触媒で、加熱・加圧で生成(工業的製法)

エタノール

・無色の液体
・リン酸触媒のもと、高温化でエチレンに水蒸気を付加して生成
・アルコール発酵
・沸点78℃

エチレングリコール

・エチレンを酸化して得られる
・無色で有毒の液体
・ポリエステルの原料

ポリプロピレン

・略称PP・熱可塑性高分子
・ストロー、衣装ケース、玩具等に使用

ポリスチレン

・略称PS・熱可塑性高分子
・CDケース、シャーレ、食品トレイ、カップラーメン容器等に使用
・発泡スチロールの原料

ポリ塩化ビニル

・略称PVC・熱可塑性高分子
・消しゴム、電線の被膜、包装材等に使用

ポリアクリロニトリル

・略称PAN・熱可塑性高分子
・アクリル繊維の主成分

酢酸ビニル

・無色透明の液体。
・エチレン+酢酸(工業的製法)

ビニロン

・熱可塑性高分子
・ロープ、レインコード、偏光板等に使用

尿素

・無色の結晶
・保湿剤、肥料、樹脂の原料"

主な反応一覧

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主な有機物製法一覧

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Excelファイル

↑の画像の元のExcelファイルです。ご自由にお使いください。
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