【PIC】PIC開発に必要なもの
PICというマイコンがあります。
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PICは、比較的簡単に誰でも開発を行うことができるマイコンです。
この記事では、
PICを使うには何が必要なのか？
について書きます。
必要なものは以下の通り！
PIC本体
何といっても絶対にPICそのものがなければ始まりません。
下のリンクから購入ページを見てもらえるとわかりますが、PIC自体は安価です！安いものだと50円以下（税別）で売られています。
主な入手先として秋月電子通商やマルツパーツがあります。
秋月電子通商：マイコン関連/PIC 秋月電子通商-電子部品・ネット通販
マルツパーツ：定格検索結果 PIC/マイコン
Amazonでスターターキットを買うのもありかもしれません。
PICライター
（秋月電子通称から購入、 AKI-PICプログラマーVer.4）
PICはプログラムを書き込んで初めて動作します。なので、プログラムを書き込むための専用ライターが必要です。
ライターを購入せずに、下のサイトのように自作することもできますが、あまりお勧めはできません。
自作PICライター「PICerFT」の作例。 桐井研究室
自作したライターで書き込めるPICの種類が少ない上に、もしプログラムが動かなかった場合ライターが悪いのか、PICが悪いのか、プログラムが悪いのかがわからないからです。（市販のPICライターは、PICが死んでいないかを確かめる機能がある）
PICライターには、主なもので次の2種類があります。
・AKI-PICプログラマーVer.4（秋月電子製）
・PicKit3（PICの製造会社のMicroChip製）
・シリアル・USB変換ケーブル
AKI-PICプログラマーを利用している場合のみ必要です。
PICKitを利用している場合は不用
シリアル（オス）とＵＳＢを変換するケーブルです。
のものです。
シリアルポートとは、このようなDサブコネクタの9ピンのものをいいます。
（Wikipediaより）
参考までに。このようなものです↓
ＵＳＢ−シリアル変換ケーブル スケルトン: 半導体 秋月電子通商-電子部品・ネット通販
PICライター用電源
AKI-PICプログラマーを利用している場合のみ必要です。
PICKitを利用している場合は不用
15V200ｍA以上で、端子が2.1mmDCジャックのものでなければいけません。
センタープラスでもセンターマイナスでも両方OKです。
このようなACアダプターならOKです。
超小型スイッチングＡＣアダプター１５Ｖ０．８Ａ １００〜２４０Ｖ ＧＦ１２−ＵＳ１５０８: 電源一般 秋月電子通商-電子部品・ネット通販
僕は、このように AKI-PICプログラマーVer.4と専用のACアダプターを使っています。
MPLAB X
PIC開発専用のIDE（統合開発環境）です。
PICのプログラムの編集作業などを行います。Microchip社のホームページから無料でダウンロードできます。
MPLAB- X IDE | Microchip Technology
ダウンロード・インストール方法はこちら
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基本的な使い方はこちら
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XCファミリー
PIC用のCコンパイラです。
無償版と有償版がありますが、最適化を行ってくれるかどうかの違いなので、無償版でもPIC開発は可能です。
PICの命令ビット長に分けて、XC8（8、12ビット用）、XC16（16ビット用）、XC32（32ビット用）の三種類があります。
こちらもMicrochip社のホームページからダウンロードできます。
MPLAB- XC Compilers | Microchip Technology
ダウンロード・インストール方法はこちら
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PICプログラマー4 Beta
このソフトウェアは、PICライターに「AKI-PICプログラマー4 Beta」を使用している人のみ必要です。
PICKitを使用している場合は、このソフトウェアの役割を MAPLAB Xが行ってくれるので必要ありません。
PICプログラマー4 Beta は、MPLABで作成したプログラムを、PICライターを通してPICに書き込むためのソフトウェアです。
秋月電子通称のホームページから無償でダウンロードできます。
akizukidenshi.com
ダウンロード・インストール方法はこちら
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周辺回路用電子部品
PICの周りの回路に使用する電子部品たちとしては、このようなものがあります。
| 電源 | PICの電源電圧は3～5V。乾電池でOK |
|---|---|
| 積層セラコン（0.1μF程度） | PICへの電源平滑用 |
| 抵抗（1ｋΩ程度） | MCLRのリセット電流入力用 |
| ブレッドボード | あると超便利 |
