とある科学の備忘録

とある科学の備忘録

CやPythonのプログラミング、Arduino等を使った電子工作をメインに書いています。また、木製CNCやドローンの自作製作記も更新中です。たまに機械学習とかもやってます。

無料のオシロスコープ 「ハンディ・オシロスコープ」

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(この記事で紹介するソフトウェア)

オシロスコープは、今日のデジタル機器を開発する上で必要不可かえつなものとなっています。
オシロスコープは電気信号の挙動や波形を見る目的で生まれました。

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(一般的なオシロスコープの外形)
(引用源:http://www.keisokuki-land.co.jp/

ですが、オシロスコープって...
高いんです!

少なくとも、学生の僕にはとても高価な代物で手が出ません。



ですが!
そんなオシロスコープの波形表示機能をPCを使って行ってくれるソフトウェアを発見しました。

www.vector.co.jp

この「ハンディ・オシロスコープ」というソフトを使ってみたので、それについて記事にしてみました。

0.ハンディオシロスコープとは?

ハンディオシロスコープとは、PCでオシロスコープの機能を再現したソフトウェアです。解析する信号は、マイクの端子を通して入力します。そして、ハンディオシロスコープが、その入力された信号の波形を表示してくれる、というものです。



1.ダウンロード、インストール

➀下記サイトにアクセスします。

http://www.keisokuki-land.co.jp/www.vector.co.jp

インストーラ(HOscillo1_25.lzh) をダウンロードして、解凍します。

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③回答したフォルダ内の「setup.exe」を実行します。
④「HandyOscillo 1.2 のセットアップを開始します」というメッセージが出るので、「OK」を押す
ディレクトリを設定

アプリをセットアップする場所を選択する画面になります(下の写真)
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ディレクトリを設定したら(筆者はデフォルトのままで何もいじっていません)、左上のコンピュータの絵のボタンをクリックします。


2.ソフトウェア起動 & 動作確認

➀ソフトウェアを起動する前に、マイク入力のデバイスを接続します。

筆者の場合、そこら辺に転がっていたコンデンサーマイクと、3.5mmのイヤホンジャックを繋いで、それをPCのマイク入力口にさしました。
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②HandyOscillo.exeを起動します。(インストールの時に設定したディレクトリの中に入っています)
③マイクに向かって何かしゃべってみてください。画面の赤と青の線が入力信号の波形を表しているので、それが振動していれば、成功です。

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3.使い方

波形表示の拡大率を変更したり、波形を画像として保存したり、さらにはイヤホン端子からパルスを出力できたりするそうです。
(随時書き足していく予定。)