とある科学の備忘録

とある科学の備忘録

CやPythonのプログラミング、Arduino等を使った電子工作をメインに書いています。また、木製CNCやドローンの自作製作記も更新中です。たまに機械学習とかもやってます。

【HTML】タグとは? 簡単な文書を作る

前回、このようなプログラムを実行しました。

※前回の記事:
shizenkarasuzon.hatenablog.com

<!DOCTYPE html>

<html lang="en" xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
<head>
    <meta charset="utf-8" />
    <title>Title Here</title>
</head>
<body>
    <p>Hello, World!</p>
</body>
</html>

まずは、このプログラムの解説です。


1.タグとは

上のプログラムを見ると、

<p>...(いろいろ書かれている)</p>
<head> ...(いろいろ書かれている) </head>

のように、
< (文字)>  ... < \(文字)>という文字列がたくさんありますが、これがタグです。それぞれのタグが色々な役割を持っているので、その役割についてみていきます。

2.代表的なタグ

1.ヘッダータグ

<head>Title Here</head>

ヘッダータグで、<head><head>の間に、ヘッダ部分(記事の先頭部分)の記述をします。

2.タイトルタグ

記事の先頭(ヘッダー部分)に書きたいものとして、例えば、記事のタイトルがありますよね。タイトルにも、タイトル専用のタグがあります。この部分です。

<title>Title Here</title>

この

<title>... <title>

もタグの一つで、「タイトルタグ」と言います。そのまんまです。<title></title>の間に書いた文字列がタイトルとなります。

3.段落タグ

また、<p> ... <p>は「段落タグ(paragraph のp)」で、この中に文章を入れると、その文章が表示されます。「段落」として表示されるので、段落同士の間には少し余白があります。

4.見出しタグ

また、<h1> ... <h1>は「見出しタグ」で、この中に文章を入れると、その文章が見出しとして大きく表示されます。
見出しタグは<h1>以外にも、<h2>、<h3>...<h6>があり、それぞれ大きさが違います。hのあとの数字が大きいほうが見出しの文字が大きく表示されます。



つまり、どういうこと...?こういうことです。

サンプルプログラム その2

<!DOCTYPE html>
<html lang="en" xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
<head>
    <meta charset="utf-8" />
    <title>サンプルプログラム</title>
</head>
<body>
    <h1>1番大きい見出し</h1>
    <p>一番大きい見出しの段落1</p>
    <p>一番大きい見出しの段落2</p>
    <p>一番大きい見出しの段落3</p>

    <h2>2番大きい見出し その1</h2>
    <p>二番目に大きい見出し、本文</p>

    <h2>2番大きい見出し その2</h2>
    <p>二番目に大きい見出し、本文</p>

    <h3>3番目に大きい見出し</h3>
    <h4>4番目に大きい見出し</h4>
    <h5>5番目に大きい見出し</h5>
    <h6>6番目に大きい見出し</h6>
</body>
</html>

このプログラムを実行すると、このように表示されたでしょうか?
f:id:pythonjacascript:20180902104957p:plain:h350

上のHTMLプログラムとその下の実行結果を見比べると、それぞれの文字列が様々な大きさで表示されていて、HTMLのタグのそれぞれの役割と対応していることがわかります。

このように、<h1>や、<p>などのタグを有効活用することによって、HTML文書を簡単に作ることができるのです。