【HTML】タグとは? 簡単な文書を作る
前回、このようなプログラムを実行しました。
※前回の記事:
shizenkarasuzon.hatenablog.com
<!DOCTYPE html> <html lang="en" xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml"> <head> <meta charset="utf-8" /> <title>Title Here</title> </head> <body> <p>Hello, World!</p> </body> </html>
まずは、このプログラムの解説です。
1.タグとは
上のプログラムを見ると、
<p>...(いろいろ書かれている)</p>
<head> ...(いろいろ書かれている) </head>
のように、
< (文字)> ... < \(文字)>という文字列がたくさんありますが、これがタグです。それぞれのタグが色々な役割を持っているので、その役割についてみていきます。
2.代表的なタグ
1.ヘッダータグ
<head>Title Here</head>
はヘッダータグで、<head>と<head>の間に、ヘッダ部分(記事の先頭部分)の記述をします。
2.タイトルタグ
記事の先頭(ヘッダー部分)に書きたいものとして、例えば、記事のタイトルがありますよね。タイトルにも、タイトル専用のタグがあります。この部分です。
<title>Title Here</title>
この
<title>... <title>
もタグの一つで、「タイトルタグ」と言います。そのまんまです。<title> と</title>の間に書いた文字列がタイトルとなります。
3.段落タグ
また、<p> ... <p>は「段落タグ(paragraph のp)」で、この中に文章を入れると、その文章が表示されます。「段落」として表示されるので、段落同士の間には少し余白があります。
4.見出しタグ
また、<h1> ... <h1>は「見出しタグ」で、この中に文章を入れると、その文章が見出しとして大きく表示されます。
見出しタグは<h1>以外にも、<h2>、<h3>...<h6>があり、それぞれ大きさが違います。hのあとの数字が大きいほうが見出しの文字が大きく表示されます。
つまり、どういうこと...?こういうことです。
サンプルプログラム その2
<!DOCTYPE html> <html lang="en" xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml"> <head> <meta charset="utf-8" /> <title>サンプルプログラム</title> </head> <body> <h1>1番大きい見出し</h1> <p>一番大きい見出しの段落1</p> <p>一番大きい見出しの段落2</p> <p>一番大きい見出しの段落3</p> <h2>2番大きい見出し その1</h2> <p>二番目に大きい見出し、本文</p> <h2>2番大きい見出し その2</h2> <p>二番目に大きい見出し、本文</p> <h3>3番目に大きい見出し</h3> <h4>4番目に大きい見出し</h4> <h5>5番目に大きい見出し</h5> <h6>6番目に大きい見出し</h6> </body> </html>
このプログラムを実行すると、このように表示されたでしょうか?
上のHTMLプログラムとその下の実行結果を見比べると、それぞれの文字列が様々な大きさで表示されていて、HTMLのタグのそれぞれの役割と対応していることがわかります。
このように、<h1>や、<p>などのタグを有効活用することによって、HTML文書を簡単に作ることができるのです。