とある科学の備忘録

とある科学の備忘録

CやPythonのプログラミング、Arduino等を使った電子工作をメインに書いています。また、木製CNCやドローンの自作製作記も更新中です。たまに機械学習とかもやってます。

【C言語】NO.3 基本事項➀、printf()関数

では、早速Cについて紹介していきます

1.猫でもわかる基礎の基礎

まず、プログラムを、こんな風に書いていくと、

#include "stdafx.h"

int main()
{
    printf("Heelo, World")
    return 0;
}

プログラムは上から(1行目から)下に順番に実行されます。(例外はあるが今は触れない)

#include "stdafx.h"

とか

int main()

とかは後々説明する(予定)なので、ナニソレオイシイノ程度の認識で「今のところは」OKです、


2.セミコロン

プログラムの文末は絶対に「;」(セミコロンという)で終わってください。日本語の文章が「。」で終わるのとおんなじ感じで、とくに「;」自体に意味はありません(と思います)。でも、「;」を一か所書き忘れただけでエラーになるので気を付けて。

#include "stdafx.h"
int main(){
  printf("Hello, World");  //OK
  printf("Hello, World")  //エラーになる(セミコロンがない)
  return 0;
}

3.コメント

コメントとは、「メモ」のことです。プログラムを見やすくしたり、プログラムの機能の説明をしたりと、プログラム作成者がプログラムを読みやすくするためだけのものです。プログラムを実行するときにはパソコンのシステムからは無視されるので、何を書いてもプログラムの動作自体には影響はありません。

コメントの書き方:

➀行頭に「//」を書く
行頭に「//」を書くと、「その行の」最後の行までがコメントになります。

#include "stdafx.h"
int main()
{
    printf("Heelo, World")   //ここはコメント
 これはコメントじゃない。←エラーになる
    return 0;
}
//ここはコメント


②コメント全体を「/*」「*/」で囲む
コメントにしたい部分を「/*」「*/」で囲むと、その間すべてがコメントになります。

#include "stdafx.h"
int main()
{
    printf("Hello, World") ;
 /*ここはコメント
      ここはコメント
  ここはコメント
  エイサーいハラマスコイ」*/
 これはコメントじゃない。←エラーになる
    return 0;
}
//ここはコメント

4.printf()関数

printf()を用いると、文字列を出力(表示)することができます。*1printの後ろに書いた()の中に書いた文字が「コンソール」という画面に出力されます。
例えば

#include "stdafx.h"
int main()
{
    printf("Pop Team Epic");
    return 0;
}

を実行すれば、

Pop Team Epic

と表示されます。また、

#include "stdafx.h"
int main()
{
    printf("えいえい、怒った?");
    printf("怒ってないよ");
    printf("えいえい、怒った?");
    printf("怒ってないよ");
    printf("えい...");
    printf("怒...");
    return 0;
}

というふざけたプログラムを実行すれば、

えいえい、怒った?怒ってないよえいえい、怒った?怒ってないよえい...怒...

というふうに表示されます。


~改行の仕方~

上のプログラム、ポ〇コとピ〇ミのセリフごとに改行したくないですか?という時、
一文ごとに改行するには、「\n」を改行する文字の間に付け加えます。
つまり、上のプログラムを

#include "stdafx.h"
int main()
{
	printf("えいえい、怒った?\n");
	printf("怒ってないよ\n");
	printf("えいえい、怒った?\n");
	printf("怒ってないよ\n");
	printf("えい...\n");
	printf("怒...\n");
		return 0;
}

とすれば、

えいえい、怒った?
怒ってないよ
えいえい、怒った?
怒ってないよ
えい...
怒...

と、改行されたはずです!

さらに詳しいprintf関数の使い方は、
shizenkarasuzon.hatenablog.com
を見てください。


5.文字列

先ほどの例で用いた「Hello, World」という文字は、プログラミングの世界では「文字列」と呼ばれています。文字列は、「”」「”」(ダブルクォーテーション)で囲む、というルールがあります。

#include "stdafx.h"
int main()
{
    printf("Hello, World");     //正常に実行できる
    printf(Hello, World);  //エラーになる(「””」がないため)
   return 0;
}

以上です。
では、さらばだ。

*1:(※文字列を出力するには「”」を付けること)