【Processing】インストールから最初のプログラムまで

1.Processingとは

（1）視覚的なデザインに向いている

Processingとは、オープンソースプロジェクトで、電子アートとビジュアルデザインのためのプログラミング言語です。
Processingを使うと、他の言語より簡単にグラフィック系のアプリケーションやゲームを作ることができます。

例えば、僕はProcessingを使ってドローンの操作用のGUI（Graphical User Interface）を作っていました。
こんな感じです。

Processingを使ったアプリケーションの例

（2）Processing のプログラミング言語は、僕の印象では Java言語の簡易版のような感じです。

Processing にはsketchbook（スケッチブック）と呼ばれる必要最小限のIDEが含まれていて、上の写真のようなIDEを使ってプログラムを書いていきます。

2.ダウンロード・インストール

このサイトからダウンロードします。
Download \ Processing.org
MAC用とWindows用がありますが、自分のPCの仕様に合ったものをダウンロードしてください。

また、Windows7でProcessingを動かす場合、「Processing 3.4」は一部の機能が動作しなかったので、上記のサイトを下にスクロールしたところにある、「Processing 2.2.1」を使ってください。

ダウンロード・インストールが完了すると、そのフォルダの中に、「Processing.exe」というファイルがあるので、それを実行してください。
Processingが起動するはずです。

↑：Processingの起動画面

3.サンプルプログラムの実行

Processingを使ってプログラムを実行していきます。
Processingを起動し、以下のコードを書いてください。

void setup(){
    size(300, 300) ;
}

void draw(){
    background(0) ;
    text("Hello, world", 15, 50) ;
}

このようになります。

そして、プレビューボタン（）をクリックしてください。
そうすると、先ほど書いたプログラムが実行されます。

このような画面が表示されればOKです。